保険が使えるので三割負担

こころの病気は特別なものだと感じて、医療費が高くなると考えるかもしれません。もしかすると、カウンセリングなどをイメージして、心療内科を利用すると保険は使えないと考える方もいるでしょう。確かにカウンセリングは保険が使えない場合が多いですが、一般の心療内科では行われないので安心しましょう。普通に保険を使える治療をしてくれるため、多くの方は三割負担で利用することが可能です。保険を使えば、初めての診察でも五千円程度で済むといわれているので、それほど大きな金銭的な負担にはならないはずです。もしも、心配ならば訪れる予定の心療内科に電話をして初診時の費用を聞いてみましょう。受け付けのスタッフが平均的な値段を教えてくれるはずなので、安心して通えるようになります。

自立支援医療制度を使えば一割負担

保険を活用すれば三割負担になるので、心療内科に通うための一回あたりの費用はそれほど心配する必要はありません。しかし、長期間通うことになると、それなりに費用がかさむので、心配だと感じてしまう場合もあるでしょう。そのときは自立支援医療制度を使うと、三割負担を一割負担まで減らせるようになります。もしも、心療内科に長期的に通うことが決まったのなら、スタッフに自立支援医療制度について聞いてみましょう。詳しい説明をしてもらえて手続きができるようになるため、すぐに一割負担で通えるようになります。なお、こちらの制度を使えるのは手続きの書類に記載した施設だけで、ほかの施設含めてすべての医療費が安くなるわけではないので注意しましょう。